歌手・倖田來未（３８）がデビュー２０周年記念日となった６日、東京・代々木第一体育館でツアー最終公演を行った。新型コロナ感染拡大後、国内初のアリーナツアーで、９月から４都市８公演を完走。東京公演以外は、すでに感染者ゼロが確認されている。ファン５０００人に、「たくさんのルールを守って足を運んでくれて、うれしく思います」と涙で感謝を伝えた。

　２０００年１２月６日リリースのデビュー曲「ＴＡＫＥ　ＢＡＣＫ」は、『２０』を示す『ＸＸ』をかたどった王冠を輝かせてアカペラ唱。客席からの熱視線を、「最高の誕生日プレゼント。本日、２０チャイ！！」と受け止めた。背中が開いたミニワンピでキレキレのダンスを決めて、原点の“エロかっこいい”を発揮。ステイホーム中に自宅でレコーディングしたという、新アルバム「ａｎｇｅＬ＋ｍｏｎｓｔｅＲ」から「Ｉ’ｍ　Ｌｏｖｉｎ’」を初披露するなど、３３曲を熱唱した。

　「振付師から『ジェニファー・ロペスは５０歳でも踊り続けてます』と言われ、勇気をもらいました。干支１周した１２年後にもバリバリに踊り倒してたら、かっこいい！！」と話し、ジムでのトレーニングを課題に挙げていた。