東国原、小池知事の「ひきしめよう」標語に苦言「標語が渋滞」「沢山作っても響かない」
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が10日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、東京都の小池百合子知事が会見で新型コロナに関して「ひきしめよう」の6文字を使った標語を披露したことに「標語が多い」「標語が渋滞してる」と訴えた。
番組では冒頭、この日のモニタリング会議を終えて取材に応じた小池知事の会見の様子を放送。小池知事は大きなボードの前で説明を行い、そこには「ひきしめよう」の6文字を頭文字にした標語が書かれていた。
新型コロナの感染拡大を防止するための標語で、「ひ」は「引き続きテレワーク、時差出勤を」。「き」は「基本を徹底、マスク手洗い消毒」といった具合。
これに東国原は「標語が多い、標語が渋滞している。覚えるのに大変」と訴え。「人間の記憶は3つまでらしい。選挙でも政策は3つ、ないしは5つが鉄則」とも語り「そんなにたくさん標語を作っても、心の中に響かない、頭の中に入らない」と指摘した。
小池知事は他にも「5つの小(こ)」なども呼びかけていることから、石井亮次アナウンサーも「3密、マスク、距離取ってと。(覚えられるのは)そこまで?」と聞くと、東国原は「そう」と頷いていた。