宝塚星組ロミジュリ 礼真琴「愛と勇気届ける」
宝塚星組公演「ロミオとジュリエット」(21年2月14日~3月29日 宝塚大劇場、同4月16日~5月23日 東京宝塚劇場)の製作発表会見が11日、都内で行われ、男役トップスターの礼真琴、娘役トップの舞空瞳らが出席した。
礼は2013年の新人公演で演じたロミオ役をトップとして8年ぶりに“再演”。「(新人時代は)今見返すととても幼くて少年の印象があった。より男らしいイメージを出せたら」と意気込んだ。会見前に礼とデュエットを披露した舞空は、「歌わせていただいて幸せ」と命がけの悲恋を展開するパートナーを見つめた。
この日は、新型コロナ拡大で3月23日から全公演を休止した宝塚歌劇団にとって、コロナ禍以降初めての製作会見。再開後もクラスター発生などで休演するなど、苦境に立たされただけに、礼は「今年は私たちにとっても世界中の人にとっても戦いの日々だった」と語り、「平和と愛、勇気を届けたい」と誓った。