つんく♂、卒業の宮本佳林にモー娘。加入案があったと告白
音楽プロデューサーのつんく♂が10日、インターネット投稿プラットホーム「note」で同日にアイドルグループ・Juice=Juiceを卒業した宮本佳林と、前日9日にアンジュルムを卒業した船木結にメッセージを送った。
noteの無料部分でのメッセージ。つんく♂は、モーニング娘。のオーディションの様子が放送されていたテレビ東京系「ASAYAN」などを思い出し、「20年以上も続くなんて誰も想定していなかった」「紅白に出られたらラッキー」と振り返った。
宮本と船木には「おめでとう!」と祝福の言葉。これまでモー娘。メンバーらの卒業でも「ステージの上では『おめでとう!』って、背中を押してあげるんだよ」と周囲に伝えていたことを明かし「心踏みとどまらせるような言葉は、やっぱりふさわしくない」と説明した。
船木については「勇ましく、俊敏で、なにかと適応力の早い子」と印象を語った。最後のソロ曲が「帰りたくないな。」だったことを挙げ、「きっと本心だと思う。ありがとうね。」と感謝した。
宮本には「ずっとキラキラしてた。歯を食いしばりながらも笑顔ちゃん!」と評価。「もっと正面から向き合って、歌やら何やら指導してあげたかった。モーニング娘。にも欲しかったし、でもセンターに立つなら歴史(実績)のない別ユニットの方がいいか、と悩んだこともあった。」とモー娘。加入案もあったことを告白した。
宮本はハロプロエッグ(現在は研修生)出身。モー娘。の9期、10期のオーディションを受けていたが不合格だった。その後、ハロー!プロジェクトでは、つんく♂が直接プロデュースした最後のグループとなったJuice=Juiceのセンターでデビューした。バースデーイベントなどでは「わたしはつんく♂さんのプロデュースでデビューすることに強いこだわりがあった」と明かしている。