浅香光代さん がんと知らず「仕事の準備整えていた…」 “隠し子”騒動の息子が語る
剣劇芝居の女優とし、テレビのバラエティ番組などで“ご意見番”としても活躍した浅香光代(あさか・みつよ)=本名・北岡昭子=さんが13日午前1時47分、膵臓がんのため亡くなった。92歳。息子の北岡昭次さんが14日、取材に対応し、明かした。
北岡さんは17年、浅香さんの“隠し子”である“次男”としてテレビ出演したこともある。
北岡さんによると、浅香さんは10月に膵臓がんと判明。医師からは余命3カ月と宣告されたが、本人にはがんを告知しなかったという。
10月末には都内の病院に入院。緩和ケアを受けていた。容体が急変したのは1週間ほど前。北岡さんは10月にもNHKのBSの仕事をしており、今月22日に放送される予定だという。
浅香さんはがんを「知らなかった」と思うとし、「舞台は去年から立てていませんでしたが、仕事をするために準備は整えていたと思う」と最後まで“芸”に生きた母の生きざまを語った。