小沢一郎氏、西村大臣の「一律に5人以上は駄目ではない」答弁に「屁理屈が始まった」
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が16日、公式ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が二階俊博自民党幹事長ら8人でステーキ店で会食したことを受け、西村康稔経済再生相が「一律に5人以上は駄目だと申しあげているわけではない」と衆院内閣委員会で答弁したことについて、「いつもの屁理屈が始まった」と苦言を呈した。
国民に向けて5人以上の会食に配慮を求めた政府の見解から一転、「一律に駄目だというわけではない」という論法に対し、小沢氏は「自分達の非は絶対に認めない。いかに嘘と屁理屈でうまくごまかせるかが大事」と批判。「国民へ説明なんてしない。正義もへちまもない。こんな政権をニコニコ笑って支持していれば、国がおかしくなるのは当たり前。国民の選択は全て国民生活に跳ね返ってくる」と指摘した。
さらに、小沢氏は連続投稿。「記者会見をやらない、できない総理。官僚が作った原稿を棒読みし、ボロが出ないうちに無理やり終わらせる。こんな指導者は世界でも稀。国民に語りかけることが必要なこの時期に、語りかける気持ちが皆無。気に入らない質問をした記者には露骨に圧力。国民の声に耳を傾けない人間に政治など無理である」などとツイートした。