中山リポーター「全く動かない」と肉声 大雪の関越道で車中閉じ込め、2日目の夜過ごす

 大雪のため関越道で丸1日以上車中に閉じ込められている読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」の中山正敏リポーターが17日夜、日本テレビ「news zero」に車中から出演し、肉声でリポートした。

 午後11時すぎ、マスク姿、真っ赤な顔の中山リポーターが映り、「大粒の雪が降っています。みるみる雪が積もっています。止まってから全く動けてません」などとしっかりした口調でリポート。現在地を「六日町IC過ぎて湯沢ICまで(向かって)3キロほど進んだところ」と伝えた。

 中山リポーターらは、16日午後3時ごろ、取材先の富山県のスキー場を出たが、午後8時ごろ、関越道の小出ICで最初の渋滞にはまり、立ち往生。午後10時45分頃、そこから30キロほどの現在地で「全く動かなくなった」という。

 ガソリンは「前のサービスエリアで満タンにしたので、残り半分」というが、エンジンをつけたままにすると「明日の朝…午前中どうかな」という状況と説明。「食料は全く持ってなかったので、夕方、片道45分かけて六日町ICの方に(歩いて)スーパーに買い出しに言って、飲み物と食料はある状態」と明かした。

 また、「NEXCO東日本によると、物資も簡易トイレも配布されている、ということなんですが、ここまではどちらも来ておりません」と配布物資なども届いていないという。

 この日の「ミヤネ屋」では、スタッフとお土産のせんべいなどを食べて過ごしたこと、水の代わりに雪を食べるスタッフもいたことなどを明かし、ネット上では心配の声があがっている。

 新潟県警によると、17日夕時点で、約1100台が立ち往生している。

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