元フジテレビ宅間秋史さん通夜 妻・山村美智「父であり、兄であり、ものすごい親友でした」
18日に食道がんのため65歳で亡くなった、元フジテレビで映画・ドラマプロデューサーの宅間秋史さんの通夜が20日、都内で営まれた。女優・長谷川京子、内田有紀、田中麗奈、フリーアナウンサーの河野景子、小泉進次郎環境相ら約300人が参列した。
宅間さんはフジテレビ時代に編成担当として、ドラマ「もう誰も愛さない」、「29歳のクリスマス」、映画「花より男子」、「ウォーターボーイズ」などを担当。15年に退職し、制作会社「サンダーストームエンターテイメント」を設立した。
昨年7月にがんが判明し、13回の入院を繰り返して闘病。付き添って夫を支えた元フジテレビアナウンサーで女優の妻・山村美智(64)は「お医者様に『5本ぐらい映画の企画ができましたよ』と話していた」と病床でも宅間さんが制作意欲を燃やしていたことを明かし「父であり、兄であり、ものすごい親友でした。包容力があり、ユーモアにあふれて、教養が深かった。結婚してよかった」と涙ながらに語った。