ナイツ塙、M-1裏で相方・土屋がドラマ出演 高校生に聞くも「誰も見てない、M-1も」

 お笑いコンビ・ナイツが21日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で、塙宣之が審査員を務めた「M-1グランプリ」の裏で、相方・土屋伸之がNHKBSで放送されたドラマ「うつ病九段」に出演していたことをイジった。

 番組では、土屋から「M-1の話をしろ!」と促された塙が「元気柱のインディアンスに始まり、謎解き柱のホテイソン、毒柱のニューヨーク、自虐柱のウエストランド、歯無し柱の…」と、大人気アニメ「鬼滅の刃」にちなんだ例えで、出場者の特徴を紹介。土屋も「十人十色のキャラクターでバラエティにとんだネタだった」と楽しんだようだった。

 だが、この日の午前中に都内の高校で授業の一環となる「芸術鑑賞寄席」として漫才を行ってきたという2人は、衝撃の事実を知る。

 行った高校は工業高校で、「98%男子」という中で「ビックリしたのが、『昨日見ました?』って聞いたら、誰も『うつ病九段』を見てない」と、「M-1」とかぶる20日午後9時から放送された土屋が羽生善治九段役で出演したNHKドラマの題名を挙げるも、生徒はシーン…。

 土屋は「そりゃそうでしょ、って言わすなよ」とツッコむと塙は「でも、その後の『M-1です』っていうのも軽くスベった」といい「M-1も見てないの。ビックリした。鬼滅も見てない」と高校生のテレビ離れに驚いたという。

 アシスタントの平野ノラが「じゃあ何見てるの?」と聞くと「テレビ見てない。ゲームだって」と説明。土屋は「『うつ病九段』ってボケもM-1を見てるからこそ面白いのに、中途半端で恥ずかしい」と言うと、塙も「M-1自体も、お前誰だって…」と高校生に響かなかったことに軽いショックをにじませていた。

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