小川彩佳キャスター ズレを感じるシーンが少なくなかった…菅首相「news23」に
菅義偉首相が21日、TBS系「news23」にVTR出演した。新型コロナウイルス対策など、およそ20分にわたって小川彩佳、星浩両キャスターの質問を受けた。菅首相のインタビュー放送後、小川キャスターは「私たちが今求める言葉と総理が語る言葉のズレを感じるシーンが少なくなかった」などと感想を述べた。
小川キャスターは「菅総理のインタビューをお届けします。20分あまりです。ノーカットでご覧下さい」と伝えた。
両キャスターは新型コロナウイルス変異種への対応や感染拡大防止のためのGo To停止の次の一手、桜を見る会、日本学術会議の任命拒否問題などを尋ねた。
小川キャスターは「今後の鍵はワクチン。総理はいつごろから接種できると考えているのか」などと尋ねた。菅首相は国内の治験の状況などを述べ、「安全が確認されたら一挙に」と話すにとどめ、具体的な時期には触れなかった。
インタビュー部分を終えて小川キャスターは「具体的なこともいくつか出て参りましたけれど、私たちが今求める言葉と総理が語る言葉のズレを感じるシーンが少なくなかったように思います」と感想。
星キャスターも「当面の対策として緊急事態宣言を慎重にだとか、時短営業によってこの局面をしのぐんだとかの話がありましたが、おそらく多くの国民はその先にあるのはどうなんだということを知りたいと思う。Gotoが停止になった後どうなるのか。時短営業のあと大丈夫なのか。ワクチンもどういうスケジュールで接種できるのか。残念ながらそういう将来展望は聞かれなかった」と同意した。