宝塚歌劇「シティーハンター」初舞台化 雪組新トップ彩風咲奈のお披露目公演
宝塚歌劇団は22日、次期雪組トップスター・彩風咲奈とトップ娘役・朝月希和の大劇場お披露目公演に、北条司の漫画「シティーハンター」を上演すると発表した。
「シティ-」は新宿を舞台にスイーパー(始末屋)として生きる冴羽リョウを主人公したハードボイルドコメディ。今回、ミュージカル「CITY HUNTER-盗まれたXYZ-」として上演される。
雪組はこれまで「ルパン三世」「るろうに剣心」などの漫画を原作にした作品を上演した実績がある。彩風も次元大介や斎藤一を演じている。
原作は1985年から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、5000万部をこえる大ヒット作。87年にはTVアニメ、2019年にはアニメとフランスで実写版の映画が公開された。2020年には連載35周年を迎えた。
ファンからは「海坊主(2mを優に超える筋骨隆々のスキンヘッドのキャラクター)は誰がやるの?」と言った声や、アニメの主題歌の「Get Wildは是非使って欲しい」といった要望が上がっていた。また原作ファンも「ヅカはよく分からんが、シティーハンターなら行く」と盛り上がっていた。また「シティーハンター」や「彩風咲奈」、「Get Wild」などがトレンド入りしていた。
宝塚大劇場は2021年8月6日~9月13日、東京宝塚劇場は10月1日~11月14日。併演はショーオルケスタ「Fire Fever!」。