新頭取の半沢氏は「半沢直樹のモデルではありません」 同期入行の池井戸潤氏がコメント
作家の池井戸潤氏が23日、事務所の公式ツイッターで、話題となっている三菱UFJ銀行の半沢淳一新頭取について「半沢直樹のモデルではありません」と、大ヒット小説のモデルではないとつぶやいた。
池井戸氏は事務所公式ツイッターで「三菱UFJ銀行の半沢淳一新頭取は、同期入行ではあるものの、ほとんど面識のない方です」と説明。「ご本人も否定されていますが、半沢直樹のモデルではありません。また他にも半沢直樹のモデルだという方がいらっしゃるようですが、すべて違います」と否定。
「半沢直樹はあくまで想像上の人物で、『やられたら、倍返し』をモットーとする銀行員にモデルは存在しません」と、あくまでも池井戸氏が想像した人物であると主張した。
なお、「半沢」という名字については「敬愛する知り合いの名前をもじったものです」と説明し、最後に「同じ半沢同士、日本の金融界に新風を吹き込んでいただきたいものです」とエールを送っている。
「半沢直樹」は池井戸氏の大ヒット小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の主人公・半沢直樹が銀行を舞台に活躍するストーリー。その後「ロスジェネの逆襲」ではIT企業を「銀翼のイカロス」では国を相手に大活躍。TBS系でドラマ化され大ヒットしたのは記憶に新しい。