47歳の深津絵里が来年後期の朝ドラヒロインに 萌音&川栄と「とても心強いです!」
NHKは24日、来年後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ヒロインに上白石萌音(22)、深津絵里(47)、川栄李奈(25)の3人が決まったと発表した。
物語は戦前から戦後、令和までを、ラジオ英語講座を軸につなぐストーリーで、上白石と川栄は3061人のオーディションの中から選ばれた。
一方、深津は唯一、オーディション外でヒロインに選出された。深津は大正生まれの安子(上白石)の娘で、ひなた(川栄)の母親・るいという難しい役どころだ。
制作統括の堀之内礼二郎氏は、「企画の当初から、るいという役のキャスティングは難題だと思っていました。というのも、青春期を演じてもらいつつ、後半ではひなたの母親を演じてもらわなければならなかったからです」と、るい役を選ぶのは困難だったと明かした。
るいは「ある事情で母親と離れ、傷つき迷いながらも自分の意思と力で生きる道を切り開いていく人生をたどる」といい、「そんな強さと弱さを抱えた女性を魅力的に演じられる役者さんは誰だろう?とチームで考え抜いた末にたどりついたのが深津絵里さんでした」と説明。
深津も朝ドラ初出演。「これまで、おひとりでヒロインを務めてこられた方々の覚悟を想像すると、尊敬の念しかありません。でも、今回は3人です!あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とても心強いです」とコメントしている。
40代でのヒロインは06年「芋たこなんきん」の藤山直美の47歳がある。深津は放送開始時には48歳となる。