細川たかし 「北酒場」作った中村泰士さんへ「天国から見守ってください」
作詞作曲家で歌手の中村泰士さんが肝臓がんのため、20日午後11時50分、亡くなった。81歳。奈良県出身。葬儀は24日、身内のみで大阪市内の寺院で執り行った。中村さんが作り大ヒットした「北酒場」を歌った細川たかしは「今でも感謝の気持ちでいっぱいです」とのコメントを発表した。
細川は「中村泰士先生には『心のこり』『北酒場』を書いて頂き、公私ともに大変お世話になりました」「私にとって歌手生活の基盤となるデビュー曲『心のこり』での日本レコード大賞最優秀新人賞、『北酒場』で日本レコード大賞を取らせて頂き、今でも感謝の気持ちで一杯です」と恩師を悼んだ。
「豪快で明るく歌が大好きだった先生が亡くなってさみしいですが、『たかし、俺の分まで歌ってくれ』と言われていると思いますので、『先生、天国から見守ってください』とお願いしてお別れを告げました。最後になりますがご冥福をお祈り致します」と結んでいる。