ジャニーズの４人組グループ・ふぉ～ゆ～の辰巳雄大（３４）が２４日、大阪・関西テレビで、主演舞台「ぼくの名前はズッキーニ」（東京公演は来年２月２８日～３月１４日・よみうり大手町ホール、大阪公演は３月１９日～２１日・ＣＯＯＬ　ＪＡＰＡＮ　ＰＡＲＫ　ＯＳＡＫＡ　ＴＴホール）の取材会に出席した。

　２００２年にフランスで発刊され世界的なベストセラーとなった同名小説が原作で、今作が世界初の舞台化。辰巳は、母を亡くして養護施設に引き取られた主人公・ズッキーニを演じる。

　辰巳は「この作品に出会えて、役者人生が変わるんじゃないかと思った」と作品の印象を語る。作品は子ども達が辛い過去を背負いながら、それぞれの正義を守るストーリー。辰巳は「コロナ禍だと特にみんなの価値観が違う。自分の正義を貫いていい、『誰も間違っていないんだよ』というメッセージを届けられたら」と話した。

　グループとしても、個人としても舞台出演経験が豊富な辰巳。「“授業中に校庭に入ってきた犬”みたいな、ずっと目で追ってしまう役者になりたい」と抱負を語った。