嵐が、「オリコン年間ランキング２０２０」の音楽作品の総売り上げ金額による「アーティスト別セールス部門トータル」で、１位を獲得したことが２４日、分かった。「オリコンランキング」の年間総合部門にあたり、歴代最多を更新する９度目のトップ獲得。推定累積売り上げは１４５・２億円を記録して、活動休止前に駆け抜けた１年に、輝かしい功績を刻んだ。金額、枚数はオリコン調べ（ｏｒｉｃｏｎ．ｃｏ．ｊｐ）。

　活動休止が迫る中、新たな“勲章”を５人でつかんだ。ＣＤ、ＤＶＤ、Ｂｌｕ－ｒａｙ（ＢＤ）、デジタル、ストリーミングの総合売り上げランキングで、年間１位を獲得。２年連続で９度目の快挙となった。

　コロナ禍でライブのリアル開催はできなかったが、積極的に音楽作品を届け続けた。シングル部門で「カイト」が２位にランクイン。アルバム部門では「Ｔｈｉｓ　ｉｓ　嵐」が１１月発売ながら、３位につけた。

　中でも驚異的な数字を残したのが、ＤＶＤ＆ＢＤ部門１位の「ＡＲＡＳＨＩ　Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ　Ｔｏｕｒ　５×２０」。合計セールス枚数１０２・１万枚で、８０・６億円を売り上げた。音楽映像でのミリオン達成は、男性アーティスト史上初で、令和初の金字塔にもなった。

　相葉雅紀「購入して下さった皆さんの賞です。本当に、本当に感謝しかないです」

　松本潤「ファンの皆さんが僕らと一緒に作って下さった記録だと思っています」

　二宮和也「僕らは３１日に休止しますが、作品を残すことで、皆さまとこれからも一緒に楽しんでいけたら」

　大野智「購入して頂いているファンの皆さまのおかげでしかないです。そこに５人が先頭切ってやってきたという印象です」

　櫻井翔「色々な場所で映像なり、音楽なり楽しんでくれているのかなと思い馳せると、改めて嬉しく思います」

　ランキングを受け、それぞれコメントを発表。異口同音に嵐からの『ありがとう』をファンに伝えていた。