細川たかし「北酒場」のなかにしさん訃報に悲しみ 前日には中村泰士さんも…
歌手の細川たかしが25日、なかにし礼さんの訃報にコメントを発表した。なかにしさんは、細川の大ヒット曲「北酒場」やデビュー曲「心のこり」を作詩している。
細川は「また1人、昭和の偉人が亡くなってしまい残念でありません」と無念の思い。「長い間闘病されていたと聞いていたので、今は天国でゆっくりとお休みくださいと祈るばかりです」と恩師に言葉を贈った。
なかにしさんは、細川のデビュー曲「心のこり」を作詩したことで細川と出会った。細川は「私バカよね おバカさんよね」の冒頭歌詞に「余りにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子供に『あっおバカさんが歩いている』などと言われるほどでした」と懐かしそうに振り返り「元々タイトルが『私バカよね』でしたが、デビュー曲でこのタイトルはかわいそうだと、先生が『心のこり』とつけてくれたんです」と明かした。
その七年後には「北酒場」で再び細川に名曲を提供した。「私にとっての代表曲です」と感謝し「先生、本当にありがとうございました」と伝えていた。
細川は、前日にやはり「心のこり」「北酒場」を作曲した中村泰士さんの訃報に接したばかりだった。