谷村美月「誰ひとり欠けることなく」完走誓った…劇団Patchとの音楽朗読劇
カンテレと、関西を拠点にする演劇集団・劇団Patchの「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」第1弾となる音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」の公開舞台稽古が25日、大阪・サンケイホールブリーゼでの大阪公演(26、27日)を前に行われた。
女優・谷村美月(30)と入山法子(35)がWヒロインとして交互に出演。大阪での3公演と、2021年1月28~31日の東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAでの6公演を合わせた9公演が上演され、劇団Patchのメンバーが入れ替わり3人ずつ出演する。
入山は「音楽朗読劇とはどんなものなのか…想像をかき立てられる舞台になっている」と自信。劇団の8周年とカンテレの8チャンネルをかけた記念イヤーで、コロナ禍に見舞われた劇団Patchリーダーの中山義紘(30)は「初日を迎えられることがありがたい思いでいっぱい。お客さまを招く準備が整ったことが本当にうれしい」と感激した。
公演ごとの出演メンバーの入れ替えや、観客数を半分にするなど、最大限のコロナ感染防止対策を行ってきた。劇団Patchの近藤頌利(26)は「この時期、生で最後まで演劇を届けられることが何よりも幸せ」と舞台に立てる喜びをかみしめる。谷村は「大阪の2日間が終わると、けっこう間が空く。気を緩めないで、誰ひとり欠けることなく最後まで終われたら」と完走を誓っていた。