番組ラストで号泣…04年「24時間テレビ」初司会【嵐メモリーズ3】

 嵐が活動休止する2021年まであと6日。デイリースポーツでは、デビューした1999年から21年間を追い掛けてきた中から、7回にわたって名場面を振り返ります。

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 老若男女に愛された嵐。「国民的アイドル」という枕詞がふさわしい5人は、日本テレビ系の長寿チャリティー番組「24時間テレビ」のパーソナリティーを5度も務めた。

 04年に初起用されると、08年、12、13、19年と常連に。櫻井翔(38)も単独で2017年にKAT-TUN・亀梨和也(34)らと大役を担当した。嵐の持つ前向きな明るさと、幅広い世代に伝わる親しみやすさは、番組の趣旨にぴったりだった。アートを得意とする大野智(40)が、放送中に着用する「チャリTシャツ」をデザイン。感性豊かなイラストや文字が出演者たちを彩り、話題を呼んだ。

 初パーソナリティーを務めた04年、番組のラストで相葉雅紀(38)がメンバーに泣きながら手紙を読んだシーンも語り草だ。「オレらがいつも口を揃えて言ってる、トップになりたいっていう夢、絶対叶えようね。嵐で良かった」と嗚咽を漏らしながら言葉を紡いだ相葉。4人も思わず号泣した。

 15年後。昨年の放送でも、相葉がメンバーに向けサプライズで手紙を披露。「僕は『休止』と書いて『パワーアップ』と読むと思っています。パワーアップした僕たちは、応援してくれるファンのために、1人1人が愛している嵐のためにグループ活動しようね」。松本潤(37)は「2020年まで自分達らしく走りたいと決めているので、これからもよろしくお願いします」とうなずいた。

 5人の絆も、名場面のひとつとして刻まれている。

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