和田アキ子「追加金があるなら病院を作って医療関係者を休ませるとか」
歌手の和田アキ子が26日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演。「オリンピックやるつもりなのかな?」と、来年予定されている東京五輪について、本当に開催すべきなのか疑問視した。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が22日に発表した五輪開催経費総額は1兆6440億円で、延期決定前から2940億円増とされている。「私、そんな追加金があるならそのお金で病院をいっぱい作って、医療関係者を休ませるとか。病院ってコロナだけじゃないでしょう?胃とか痛くなっても診てくれる病院がなくなったら大変でしょう」と提案。
アシスタントの垣花正が「医療関係者は緊急事態と言っています」と説明すると和田は「どうして都知事もガースー(菅義偉首相)もちゃんと言わないんだろう」と話し「全世界でコロナだから(プレーヤーが)練習しない国もあるじゃん。アンフェアだと思う。それで『コロナに打ち勝った国として頑張りたい』というのは違うと思うんだけど」と疑問を呈した。
また、変異コロナウイルスが発見されたイギリスからの入国も停止されている事態も懸念。「イギリスからの入国拒否とかになってるのに、それでオリンピックでいろんな国の人が来るのかな。オリンピックじゃないと思う」と話した。「まさかこんな年の瀬まで長引くと思わなかったね」と、新型コロナウイルスに振り回された1年を嘆いた。