加護亜依、喫煙事件謹慎時は体重35キロに 解雇で大泣きも1日で切り替え

 元モーニング娘。のタレント・加護亜依が26日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、騒動となった未成年時の喫煙について語った。

 加護は幼い頃から「人生がうねうねしてる」女性がかっこいいと思っており、そのアイテムとしてタバコに憧れがあったという。自分の「意外な一面を見たい」という興味と、ハスキーな声にしたいという願望、さらにクエンティン・タランティーノ監督の映画「パルプ・フィクション」にも影響されて「1回吸ってみよう」と手を出した。

 加護は2000年に12歳でモー娘。に加入し、16歳で卒業。喫煙が発覚し謹慎となったのは17歳の06年だった。謹慎中は事務所で電話番などをしてほどんど外出もせず、体重は35キロまで減ったという。当時は「『全部もういいや』みたい」な心境だったと振り返った。

 動画では「当時すごい相談に乗ってくれてた人」と表現した男性と07年に温泉旅行に行き、ここで再び喫煙現場を週刊誌に撮られた。「『もうヤバい、ヤバい』ってなって」と焦りまくった心境を表現。所属事務所から解雇を通達されたが、最初は「解雇」の意味が分からず、マネジャーに「クビだよ」と説明されて初めて「えーっ」となったという。

 家で大泣きしたが、それも1日だけ。すぐに「いつまでも泣いてちゃダメだ」と切り替えた。「自分のせいだっていうのもあったから受け入れました」と語ったが、周囲への謝罪の言葉などはなかった。

 日本での騒動を避けるために米・ロサンゼルスに滞在し、女優ウィノナ・ライダーにも会ったという。その後、11年に当時会社役員だった男性と結婚し、12年に長女を出産したが、DV騒動などを経て15年6月に離婚。16年8月に美容関係の会社経営者・義之さんと再婚した。

 18年にはハロー!プロジェクト20周年のコンサートでモー娘。とも共演。「やっと『よかったんだ』って、『もういいんだ』って」と開放感を感じたことを告白していた。

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