「麒麟がくる」長谷川博己がクランクアップ「長く険しい道でしたが…」
NHKは28日、大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己が27日にクランクアップしたと報告した。今年の大河ドラマは、新型コロナの影響で約3カ月もの撮影休止期間を挟んだことから、最終回は来年になる。
長谷川は同局を通じ「長く険しい道でしたが、出演者、スタッフのみなさんひとりひとりに、感謝の気持ちを込めて『ありがとう』と伝えたいです。スタッフのみなさんのプロフェッショナルさが本当にすばらしくて感服しました。大河ドラマは日本の文化なんだと凄く感じましたし、絶対これは続けていきたい、後につなげていきたいと思いました。現世でも、麒麟がくる世を願って」とのコメントを発表した。
制作統括の落合将氏は「長谷川博己さん、クランクアップ本当におめでとうございます。長い長い間、明智光秀を演じていただき、その苦労と重圧は大変なものだったと思います」と並大抵の重圧ではない主演へ感謝を伝えた。
そして「『麒麟がくる』は、大河ドラマとしては史上初の越年放送となります。年明けからは最終章として本能寺の変に向けて大きなクライマックスを迎えます。大変な時代ですが、お茶の間の娯楽として、あっと驚く結末に向けて最後まで楽しんでご覧頂ければと思います」と来年へ向けての見所も紹介していた。