今井ゆうぞうさん急死、43歳 脳内出血で…10代目うたのおにいさん
NHK「おかあさんといっしょ」で“10代目うたのおにいさん”を務めた歌手で俳優の今井ゆうぞうさんが21日に脳内出血のため亡くなった。43歳だった。同じ徳島出身のシンガーソングライター・KEiが27日、自身のツイッターで明らかにしており、デイリースポーツの取材に対し、今井さんの関係者も事実を認めた。21日に自宅で亡くなったという。
関係者によると、今井さんは今月6日に徳島でクリスマスコンサートを行ったが、その最中に意識を失って倒れ、救急搬送されていた。その後、最後の投稿となった15日のブログでは、目(結膜)が真っ赤になり、「免疫力が落ちている」など、体調の異変を訴え、病院に行くことを記していた。
KEiは27日、「ご遺族に代わりまして、僕からご報告させていただく事をお許し下さい」とツイッターに記し、21日に脳内出血で亡くなったこと、身内だけで葬儀が営まれたことなどを伝えた。
そして「誰に対しても平等に、裏表のない人情に熱く真っ直ぐな方で、人としても、アーティストとしても、心からリスペクトする鏡のような存在でした。今でも『KEiくん!!』って電話がかかってきそうで、信じられないです。教えていだたいだ数々のことを胸に刻み、磨き、これからも頑張ります。ゆうぞう兄さん、ありがとうございました。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。
今井さんは08年3月まで5年間、“うたのおねえさん”の、はいだしょうことともに子供たちに元気な歌声を届けた。