18歳のNMB山本彩加、引退発表 コロナで「看護の道」決意「1人でも多くの方救いたい」
NMB48の人気メンバー、山本彩加(18)が28日、大阪・NMB48劇場で行われた冠ライブ「この瞬間(とき)を。」でグループ卒業、芸能界引退を電撃発表した。コロナ禍の現状を受け、看護の道に進むため、学業に専念するとした。
2018年の山本彩(27)卒業後、誰もが認める次世代エースと見られていた山本が、重い決断をした。
公式ブログにはコメントが掲載された。
「卒業後は、看護の道に進みたいと思っており、学業に専念し芸能界から引退することを決めました」と報告。16年に5期生として加入後の4年半について、感謝の思いを伝えながら「今年に入り新型コロナウイルスが流行し生活が一変する中で病気と闘う方々の生活に少しでも笑顔が増えるようなサポートをしたい、1人でも多くの方を救いたいと思うようになり、卒業を決心しました」とコロナがきっかけだったと説明した。
今年8月に発売された23作目のシングル「だってだってだって」では同期の梅山恋和(17)とダブルセンターを務めるなど、順調に成長していただけにファンにとっては衝撃の発表となった。
山本は「進む道は変わるんですがNMB48で学んだ、諦めずに努力を続ければ夢は夢のままではなく必ず叶えることができるということ。そして、みなさんからいただいた優しさや、人の温かさを次の道でも活かしていきたいと思っています」と話した。