山口二郎教授 大村知事リコール運動で不正疑いに「署名の偽造は民主主義の破壊」
山口二郎法政大学教授が28日夜、ツイッターに新規投稿。美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らが主導した愛知県の大村秀章知事のリコール運動で、県選挙管理委員会が「14選管で署名の8割超に不正の疑いがある」と明かしたという共同通信の記事を引用し、「署名の偽造は民主主義を破壊する犯罪」と指摘した。
県選挙管理委員会はこの日、署名の提出があった県内64選管のうち、14の選管の署名を調べたところ、署名の8割超が選挙人名簿に登録されていない人物や、同一人物の筆跡と疑われる署名があったと明らかにした。
報道を受け、山口氏は「署名の偽造は民主主義を破壊する犯罪に他ならない。組織的な偽造に対しては、厳しく刑事責任を追及すべき」と訴えた。
県選管では年明け以降も調査を継続し、悪質と判断した場合は県警への刑事告発も視野に入れるという。