Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの岸優太（２５）と神宮寺勇太（２３）が２日、新年の目標を掲げた。東京・帝国劇場で上演されている岸の主演舞台「ドリームボーイズ」（２７日まで）の昼公演終了後、岸は「革」、神宮寺は「漢」としたためた書き初めを披露。昨年いっぱいで活動休止した国民的グループ・嵐の“後継者”を目指すことを宣言した。

　新年の誓いとして、２人は書き初めを公開した。「時代に革命を起こしたい」と意気込んだ岸は、「革」の一文字。神宮寺は「後輩たちとの絡みでも、心広い男を見せていこうかなと思います」と、墨汁をしたたらせた「漢」（おとこ）の一文字で決意表明した。

　２０１８年にＣＤデビューを果たし、今年５月に丸３年を迎えるキンプリ。ジャニーズでは偉大な先輩グループが活動休止に入り、“ポスト嵐”の頭角に注目が集まる。

　ジャニーズＪｒ．時代に嵐のバックダンサーを務めるなど、その背中を追いかけてきた岸は「嵐さんには夢をいただいた。いつかああなりたいと思っていた」と述懐し、先輩たちの「世界中に嵐を巻き起こしたい」になぞらえ「世界中をティアラ（キンプリファンの呼称）で染めたい」と革命宣言。神宮寺も、常に高みを目指した挑戦を忘れなかった嵐の姿勢に触れ、「僕らも新しいチャレンジをしていくグループになりたいなと思います」と、おとこ気あふれる決意を示した。

　大みそかは「ＮＨＫ紅白歌合戦」や「カウントダウンライブ」に出演。舞台も年をまたいで休まず上演され、元日から大忙しだ。共演のジャニーズＪｒ．ユニット「美　少年」や「７　ＭＥＮ　侍」に先輩として初めてお年玉を渡し、岸は「赤字でした！」と劇中でアドリブも飛びだした。

　多忙に幕を開けた２０２１年－国民的グループへの足がかりとなる年にしてみせる。