橋下徹氏 知事時代に脅迫「殺害予告も多かった」 3男4女の父「子供にくるのは辛かった」
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が3日、MBSで放送された「東野&吉田のほっとけない人」に出演。知事時代に脅迫を受けたことなどについて語った。橋下氏は2008年に府知事に就任し、11年から15年までは大阪市長をつとめた。
知事時代は、ストレスで蕁麻疹(じんましん)が体中にでき、「かゆいからかいてたら、シャツが血だらけになりました」と苦笑いで述懐。脅迫も多く、「殺害予告とかも多かったですね」。3男4女の7人の子供がおり、「自身にくるのはしょうがないと思えるんですけど、子供の方にくるのはつらかったですよ」と振り返った。
当時は、大阪府警のSPがつき、どんな時も「守ってくれた」と感謝。「最初の1通目から11通目ぐらいまではみんな大変だった。一生懸命、捜査とか(やってくれて)。でも11通目ぐらいからみんな慣れてきて、文面見て“あ、これは大丈夫かな”って(笑)」と裏話も披露し、「ただ、大阪府警がきちんとやってくれて安心して生活できました」と重ねて感謝の思いを口にした。
当時は家の前にあるコンビニにポテトチップを買いに行きたくても、まず府警に電話し、府警の警護態勢が整ってからようやく出かけられる、という状態だったそうで、コンビニに行くために「2時間ぐらい」待ったこともあったという。
橋下氏は「そういうことだけで家に来てくれるのは悪いかなと思って(SPを)呼ばなくなったんです。家の中だけにじっと閉じこもっておこう、と」と外出を控えるようになったことも明かしていた。