東国原、緊急事態宣言「検討」の政府は「小池さんに怒り心頭だと思う」
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が4日、TBS・CBC系「ゴゴスマ」で、菅義偉総理が緊急事態宣言の発出を検討すると語ったことを受け、小池百合子都知事が「早速対応していただいたと考えている」などと語ったことに「政府は小池さんに怒り心頭だと思いますよ」と想像した。
番組では、この日、菅総理が1都3県について緊急事態宣言を発出することを検討すると語った事に対し、東京都の小池知事の反応を紹介。この日の午後に報道陣に対し「早速対応していただいたと考えている。ポイントはスピードと実効性だ」「こちらもスピーディーに対応していきたい」などと語ったことを紹介した。
これに東国原は「政府は小池さんに怒り心頭だと思いますよ」「ブチ切れてると思う」とコメント。石井亮次アナが「どうして?」と聞くと、東国原は「時短をね、北海道や大阪は8時にしたのに東京だけ10時だった。なんで東京だけ10時?一番感染してるのになんで10時?と。その辺から怒りフツフツと沸いている。やることやったのか、東京はと…」と政府は東京の時短対応に不満を持っているはずと指摘。
「やってないで国が悪いみたいな、緊急事態宣言を発出しない国が悪いみたいに持って行く…」とも語り「小池さんのうまいとこですわ、これ。うまい。だって国が悪いんだもん」と皮肉を込めてコメント。石井亮次アナが「大きな敵に立ち向かう私的な演出?」と言うと、東国原はうなずいた。
そして、緊急事態宣言発出を要請に行った時期も不満げで「10月半ばに行かんかいと。本当に考えているならば」とも指摘。時短営業についても「北海道、大阪と時期を同じくしてやるべきだった」と訴えていた。