菜々緒 あこがれセーラームーンに出演「本当にうれしくて」
女優の菜々緒(32)が6日、都内で、無観客で行われたアニメ映画「劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal」(前編8日公開、後編2月11日公開)の公開直前イベントに登場した。
人気漫画の25年ぶりの劇場版で、原作4期「デッド・ムーン」編を前後編2部作で映画化。地球と月の征服をたくらむデッド・ムーンの女王、ネヘレニア役の声優を務めた菜々緒は「小さい頃に唯一どハマりした」という作品への出演を「本当にうれしくて。作品にたずさわれるなんて、夢にも思わなかった」と喜んだ。
幼少期は、セーラームーンごっこでは主役を譲らず、まねしていた髪型がうまく決まらないと泣いていたというエピソードも披露。「それだけセーラームーンを愛してたんだなと」と振り返ると、スーパーセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃との初対面には「感無量といいますか、グッときてます」と感激し、感染予防のアクリル板越しに笑顔で手を合わせた。
今作ではラスボスを演じたが「お芝居は悪役をやらせていただくことすごく多いので、今まで見ていてくださったからこそ、この役をいただけたのかな。こんな大役をいただけて光栄」と感謝。自身にとってのセーラームーンとは、という問いには「夢を与えてもらって、夢をかなえてもらって、いろんなことを教えてもらって。教科書みたいな存在ですね」と、感慨たっぷりに話していた。