囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(11)が7日、日本棋院東京本院で行われた第32期女流名人戦予選Aで佃亜紀子五段(49)と対局し、白番中押し勝ち。続く予選A(決勝)では上野愛咲美扇興杯(19)とリーグ入りをかけて対局したが、上野扇興杯が黒番9目半勝ちした。
今年から東京所属となり、新年初戦は勝利したが、1勝1敗スタートとなった仲邑初段。初戦後には「今年は結果を出せるように頑張りたいです」と誓った。2戦目後には「序盤悪くして中盤少し盛り返したと思います。でも上野先生は強かったです」と潔く振り返った。
大阪府在住の仲邑初段は3月に小学校を卒業後、東京に拠点を移す予定。