ＥＸＩＬＥ、三代目Ｊ　ＳＯＵＬ　ＢＲＯＴＨＥＲＳらが所属するＬＤＨが８日、１都３県への緊急事態宣言の発令を受けて、今月２８日から予定していたＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥによるドームツアーを一部延期することを、公式サイトで発表した。ツアー１４公演のうち、延期となるのは緊急事態宣言の期間中の、２８～３０日の東京ドーム、２月５～７日の福岡ＰａｙＰａｙドーム、の計６公演。ツアー初日の公演で、収容率５０％ながら有観客ライブを１１カ月ぶりに再開させる予定だった。東京ドーム公演は３月８～１０日に振り替えることも報告した。

　ツアーにはＴＲＩＢＥ６組が参加。マスクとフェイスシールドをコンサートグッズとしてチケットに付けるなど、ＬＤＨ流の感染予防対策を徹底して、開催準備を進めていた。東日本大震災の復興を願ったシングル曲のタイトルにちなんで、テーマを「ＲＩＳＩＮＧ　ＳＵＮ　ＴＯ　ＴＨＥ　ＷＯＲＬＤ」と掲げ、コロナ禍で停滞していたライブエンターテインメントの本格復活を目指していたが、無念の決断となった。

　ＬＤＨは昨年、６年に１度の祭典「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＹＥＡＲ」として多くのライブを控えていたが、昨年２月２６日以降はリアル開催を全て中止。ドームでの１３公演など、１６８公演を取りやめた。