武豊騎手 安藤勝己氏とレジェンド対談 今年の抱負「ここ10年でベストな年に」
関西テレビ「うまンchu」の新年初回(9日、深夜1・15)は、新春特別企画として今年で4回目となる“武豊騎手×安藤勝己元騎手レジェンド対談”を放送。昨年JRA通算4200勝を達成した日本競馬界のレジェンド・武騎手と、地方競馬と中央競馬の垣根を取り払ったパイオニア・安藤氏がビールを片手に、コロナ禍に見舞われた2020年の競馬界を振り返るとともに、さまざまなテーマを語る。
51歳の武騎手は50代に入って2年連続100勝を達成した気持ちについて「何にも変わらない」としつつ、トレーニングはほぼ毎日していると明かした。一方、52歳で引退した60歳の安藤氏が現役時代トレーニングをまったくしなかったことに触れると、逆にそれはすごいと感心した。
また、フランス・凱旋門賞で騎乗予定だった馬(ジャパン)が出走取り消しになったときの様子などを振り返る。
収録後、武騎手は「楽しかったです。(今年はコロナの影響で対談を)できないのじゃないかと思った時期もあったので、できてよかったなと思います。来年はお店でやりたいですね」と感想を口にした。
また「2020年はいろんなアクシデントがあったけど、競馬の世界は頑張った年だったと思います。やっぱりファンのありがたみを改めて感じたので、今年はさらにいいレースを提供しなきゃという思いが強いです」と心境を明かした。
抱負については「ここ10年ではベストな年にしたいなというのがあります。52歳の年ですけど、もう一度という思いがありますね。日本ダービーとか凱旋門賞とか、そういう目標もあるので。(期するところが)あります」と力を込めた。
そして、「笑顔で1年を終えられるよう、ああ、いい年だったなって言いたいですね。またこの時期に、このメンバーで楽しい思い出がいっぱい語られるような年になればいいなと思いますね」と締めくくった。
特別企画は9、16、30日の3回にわたって放送される。