みのもんた 正月に渡すお年玉の意外な金額
タレント・みのもんた(76)が出演する読売テレビ「朝からみのもんた」(日曜、前6・30。関西ローカル)は新年初回の10日で20回目の放送を迎える。
年末年始、みのは人の集まる場所は避けていたという。例年は京都で過ごしていたといい、「親父の時代からね、家族全員で京都だったんですよ。12月の30日に入って、31日に八坂神社で『をけら火』をもらって、1日に元朝参りに行って、それで2日に戻って、3日に親戚がみんな本家に集まると、そういうパターンでずっと来たんですよ」と定番コースを説明。
ただし、“家族全員”といっても、みの家は「京都に行くのは30人近くなる。孫から何からゾロゾロ」と豪快。元日に配るお年玉の総額も気になるが、みのが渡すのは基本的に1000円だったという。「小学生なんて1000円で充分ですよ。でも最近1000円で喜ばないからね。5000円札が入ってたって喜ばないからね。1万円札が入って初めて『ありがとう』。このやろう!って感じですよ」と笑った。
かつては自身の似顔絵入りで出していたという年賀状は、10年ほど前にやめたという。年賀状を「“存在感のバロメーター”みたいなところがあってね。芸能界を歩いてきたね、ひとつの証ですよ」と表現。毎年、紙吹雪のような数が送られてきたようだが、「ここ1~2年なんてほんとにね、数えるほどしかない」と明かした。
有名人は印刷が多いと暴露。宛名ももうちゃんとした方が書いてくれたりね」と苦笑し、「手書きの年賀状が来るとホント貴重でしたね」と振り返った。
芸能人の正月の定番・ハワイに行ったことがなく、「珍しい芸能人」と週刊誌でニュースになったという。それを読んだ芳村真理さんに「私が演出するから行ってらっしゃい」と促され、家族で初めて来訪。しかし、「いい印象なかったですね」という。
オアフ島からカウアイ島行きの飛行機に乗り換える際、飛行機が小さすぎて荷物を全部積み込めず大変な思いをしたという。届くのは翌日で「着替えもゴルフのバッグも積んでたでしょ。もう二度とハワイ行ってないですね」。滞在中、天気もずっと雨模様だったという。
8月に喜寿を迎えるみのは今年について「人生のいろんな区切りの中の一つらしいんです、77は。ですから芸能の仕事、しゃべる仕事、それをやっぱりひとつの区切りをつけたいなと。やめるってわけじゃないですけどね」と意味深発言。
77歳が、自分の人生の“潮時”になると力説し「潮時ってのはそこで終わるという意味にとる人が多いんだけど、潮時ってのは、そこから今度どういう風に潮の流れが変わるかっていうこと。人生の節目の一つでしょうね。だからやりがいのある、生きがいのある年にしたいなと」と思いを明かした。