「麒麟」突然の亀裂…公式ツイで孤独信長が談話「十兵衛は掛けがえのない存在」残り4話

 10日放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第40回「松永久秀の平蜘蛛」では、織田信長(染谷将太)を裏切り反旗を翻した松永久秀(吉田鋼太郎)が信貴山城の戦いで壮絶な最期を迎えた。久秀は、所有する天下の名茶器・平蜘蛛を信長に奪われまいと茶釜を抱えて爆死したとの説もあるが、「麒麟」では信頼する明智光秀(長谷川博己)に託して戦死。これが密偵を放っていた羽柴秀吉(佐々木蔵之介)から信長に伝わり、信長と光秀の間に一気に亀裂が入る波乱展開となった。

 残り4話。光秀が本能寺の変を起こした動機や、結末が読めない中、放送後にドラマの公式ツイッターに出演者のコメントが掲載された。安土城の大広間に光秀を呼び出すも、平蜘蛛のことを口にしなかったことに衝撃を受けた信長を演じる染谷将太は「平蜘蛛の件では、十兵衛を試したのだと思います」とコメント。「でも、ウソをつかれてしまった。ほかの者ならその場で首をはねていたかもしれない…だけど、十兵衛のことはこれからも頼りにしたいのでそれはできない。信長にとって十兵衛は、そういう掛けがえのない存在なんです」と明かした。

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