大渕愛子弁護士 高齢出産への誹謗中傷で訴訟「投稿者を特定」と報告
「行列のできる法律相談所」などに出演していた大渕愛子弁護士(43)が12日、ブログを更新。自身のブログに届いた誹謗中傷のコメントに対し、投稿者を特定したことを報告した。大渕氏は14年8月に結婚した俳優・金山一彦との間に15年3月に長男、16年12月に次男、18年9月に長女を授かっている。
誹謗中傷の投稿者は18年7月に「不妊症高齢出産帝王切開でしか産めない障害者お婆ちゃん」などと執拗に中傷を繰り返しており、大渕氏は一部文面を加工した上でブログに掲載。「誰かがネットの誹謗中傷に法的措置をとるというニュースが上がると、必ず『イヤならSNSをやめればいい』という趣旨のコメントを入れる方がいますが、そういう問題ではないと思います」と反論した上で、「イヤなのではなく、法的に許されないものだから法的措置をとるのです」「なので、投稿者を特定しました!」と報告した。
昨春、「発信者情報開示訴訟」を提起し、「判決を得て、投稿者の氏名や住所を開示してもらった後、利害関係のある第三者として住民票を取得したところ 投稿者は、全く知らない人で、私より何歳か年下の女性でした」と30代の女性が投稿者だと特定できたことを明かした。
大渕氏は弁護士としての自身の取り扱い分野に、新たに「『ネット誹謗中傷対策』を加えることにいたしました」と報告。「なかなか人には相談しにくいものですので、専門家として相談に乗ることの意味は大きいと考えています」と記している。