恵俊彰と田崎史郎氏 総理発言巡って真っ向対立 仮定の話しない…に「それは気合い」
タレントの恵俊彰と政治評論家の田崎史郎氏が13日、TBS系「ひるおび!」で、菅義偉総理の7日の会見の発言をめぐって激論を戦わせる一幕があった。
番組では菅総理が7日の会見で、コロナが1カ月で終息できなかった場合のことを聞かれ「仮定の事は私からは控える」とし「1カ月でなんとしてでも感染拡大を防止していきたい」と語ったことに触れた。
これに恵は「これは気合いです」と言い、「気合いは伝わるが、1カ月で負けた時はこうしますという計画が知りたい」というと、田崎氏は首をひねった。
田崎氏は「それ(計画)を言ったとしますね、じゃあなぜ今やらないんだという話になる」「1カ月で終わると思っていないと思われてしまう」と反論した。
だが恵は「1カ月で終わるなんてほとんどの人が思っていない。思ってないのに1カ月で終わらせるって、そうならなかったらどうするか?仮定の事は答えられませんと言われたら何を考えているんだと。目標はどこですかって思われないか?」と訴えた。
これに田崎氏は「目標は1カ月で終わらせるって事なんですよ」と言うも、恵も「それはかけ声や気合い。計画が知りたい」と引き下がらない。
恵は「仮にできなかったらどうするという計画性、知りたくないですか?」と田崎氏に問いかけるも「政府の立場として言いづらい。1カ月後どうするというと、1カ月後に実現できないと想定している」と語った。
その後も恵は「だって、未知のウイルス、誰もわからない。1カ月で終息するという方がうそ」と言うも、田崎氏は「だから、1カ月で終息すべく頑張りましょうと言っている」と応戦。恵は「だからそれはかけ声」と言い、田崎氏は「今はかけ声をかける時期」とどこまでいっても2人の意見は平行線だった。
これにデーモン閣下は菅総理が仮定の話をしないとしたことに「国のリーダーがそれを言っちゃダメ。官房長官じゃないんだから。総理大臣はこれこれこうだから、こうしますと国民に伝える必要があると思う」と恵の意見に賛同していた。