綿引勝彦さん死去 天までとどけ・岡江さん死去から9カ月「今でも本当の家族」と…
俳優・綿引勝彦さんが昨年12月30日午後0時54分、膵臓がんのため亡くなった。75歳。所属事務所が報道各社に書面で発表した。
綿引さんは、昨年4月に女優の岡江久美子さんが新型コロナで亡くなった際にコメントを発表。所属事務所を通じ「『天までとどけ』で足かけ10年にわたり共演させていただきました。子供たちを含め、今でも本当の家族のように思っているので、今はただただ切なくてつらいです。心よりご冥福をお祈りします」と悲しみに暮れていた。
綿引さんと岡江さんは91年スタートのTBS系ドラマ「天までとどけ」シリーズで共演。13人の子どもを持つ夫婦を演じた。ドラマ終了後も、当時の家族を演じた子役らと食事会を開くなど、親交は続いていたという。
岡江さんが昨年新型コロナに感染した時も体調を崩していたことは知らなかったといい、訃報もニュースで知ったという綿引さん。関係者によると、かなりのショックを受けていたという。
そんな岡江さんが天国に旅立って約9カ月。綿引さんも帰らぬ人となってしまった。