「石原プロ社史」14日発売!巻頭に渡さん寄稿文 写真900点、オールカラー!

 「石原プロ社史」
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 昭和の大スター・石原裕次郎さんが設立し、1月16日をもって芸能プロダクションの幕を閉じる石原プロモーションの58年の歴史を記録した社史「石原裕次郎 渡哲也 石原プロ社史」(監修・石原まき子、刊行・青志社)が14日に発売されることが分かった。約900点の写真とともに、石原プロの全記録がオールカラー424ページで大公開される。

 設立50周年の2014年に非売品として制作した「50年史」に、解散までの8年間を追記し再編集。裕次郎さんが28歳の若さで石原プロ起業を決意した1961年に始まり、「黒部の太陽」などの映画制作から、昨年8月に亡くなった渡哲也さんらとともに「大都会」「西部警察」などテレビドラマに進出し黄金期を迎えた歩みを回顧。一方で、倒産危機や、裕次郎さん、渡さんの壮絶な闘病など、波瀾万丈の58年を貴重な写真や手紙を交えながら振り返る。

 巻頭では、生前の渡さんがつづった50年史への寄稿文を、謝辞として掲載。巻末では、裕次郎さん夫人で会長を務めるまき子さん(87)、舘ひろし(70)、神田正輝(70)らが、忘れ得ぬ思い出を追想しながら、思いをしたためている。

 16日には、「石原プロモーション」の商号を示す看板を、まき子夫人に返還する。芸能史に大きな足跡を残した老舗プロが、惜しまれながら、その歩みに終止符を打つ。

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