中瀬ゆかり氏 「とくダネ!」終了は引き際の美学…小倉智昭の決断は「かっこいい」
新潮社出版部部長の中瀬ゆかり氏が14日、木曜コメンテーターを務めるTOKYO MXの生番組「5時に夢中!」にリモート出演し、コメンテーターを務めるフジテレビ系の情報番組「とくダネ!」の終了について思いを語った。
「とくダネ!」の終了は今月13日に明らかになったもので、中瀬氏は「22年ね、やってきて、どんなものにも必ず終わりはあるし」と受け止めた。
1999年の番組開始からキャスターを務めてきた小倉智昭については「ものすごい力量のある方だと思うんで、全然お年とか…もちろん73歳で若いわけじゃないですけど、逆にそれだけの年月やって来た蓄積がものすごくて、スポーツとか音楽に対する造詣とかね、そういうものは他がかなわないようなものをお持ちで」と、尊敬の念を隠さず。
中瀬氏は「まだやれるんだけど、でも人間まだやれる時にこそ引き際ってすごい重要でね。引き際の美学ってやっぱりあって、これって始めることよりも難しい。そういうのが財界でも政界でもできない人がいっぱい今いて、老害まき散らしている人もいるわけですよ」と指摘。
「そんな中で小倉さんがこういう決断に至ったっていうのは-もちろん1人だけの決断ではなくて色んな要素はあると思うんですけれども-やっぱりそこはすごい、逆にかっこいいと思います」と、小倉キャスターをたたえていた。