各世代で輝いている人を表彰する「第３２回　日本ジュエリーベストドレッサー賞」の授賞式が１４日、都内で行われ、戸田恵梨香（３２）、新木優子（２７）らが美の共演を果たした。昨年１２月に俳優の松坂桃李（３２）と結婚したばかりの戸田は昨年、コロナ禍で９カ月にわたって撮影のない期間が続き、心境の変化があったことを吐露。１０代部門の森七菜（１９）や男性部門の横浜流星（２４）らも登壇した。

　黒いビスチェのドレスに身を包み、首元にパールのネックレスをつけた新婚の戸田は輝きを放っていた。

　昨年は２月末にヒロインを務めたＮＨＫ連続テレビ小説「スカーレット」をクランクアップ。すでにコロナの影響を色濃く受けている時期で、以降は「作品に関わることが９カ月空いてしまった。約２カ月しか、しっかり働けなかった」というだけに、受賞は望外の喜びだった。

　昨年１２月に松坂と結婚したばかり。結婚指輪についての質問は関係者が遮ったが、昨年の長いステイホーム期間を経て、結婚に至った心境の変化を吐露。受賞理由を自己分析するよう促され「改めて、その９カ月で人生を見つめ直し、人とのつながりだったり、生きることの喜びを強く感じて、真っすぐ未来を見据えられるような気持ちになりました」と、最愛の人との将来を考え直す期間になったことをほのめかした。

　ジュエリーとの出会いは２０歳の誕生日。当時、両親が記念に贈ってくれたのも、この日と同じパールのネックレスだった。縁あるジュエリーを身につけ「ジュエリーのように輝けるよう精進していきます。自信と気品を感じさせる女性になれたらと思います」と、さらなる成長を誓っていた。