小池知事、若者もコロナ後遺症多発…回復後も呼吸苦、嗅覚味覚障害、倦怠感など続く
東京都の小池百合子知事が15日、都庁で定例会見を行った。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令から1週間、都民の協力に感謝を示しつつも「残念ながら現下の感染状況は非常に厳しい状況が続いています」と語った。
医療現場は危機的状況にあり「これまでの状況とは全く違う、異なるステージに入ったと申し上げたい」と述べ、「時間、昼夜を問わず、不要不急の外出、お控え下さい。ステイホームで、よろしくお願いします」と求めた。
また若者世代に向けて「若いから大丈夫と思わないで。若い方でも入院された方、回復された後も調子が悪い方がおられます」と説明し、「呼吸苦、嗅覚がおかしくなってる、味がよく分からない、倦怠感に襲われる。こうした後遺症に悩まされている方もかなりおられる」と伝えた。
また「無症状のままで行動されるのが一番問題で、それで感染が拡大し、医療が逼迫し、助かる命が助からなくなる。そのことを意識共有したいと思います」と語った。