元参院議員で評論家の田嶋陽子氏が読売テレビ「そこまで行って委員会ＮＰ」に出演し「日本の結婚は中身が奴隷制度」と、妻の働きが認められていない実情を力説した。

　男性陣の「なぜ？」の質問に対して田嶋氏は「日本は家事労働、育児、介護全部、タダ働き。女の人の家事労働代は月２４万円って、国が出した数字だよ。女は２４万円も食ってないよ。老人介護代は月２５万円。それも支払われてない。結婚したらタダ働き。もし外で働きたいとなっても１０３万円の壁があってきちんと働けないじゃん」と家事が労働として認められていない現状をまくし立てた。

　元経済財政担当相の竹中平蔵氏は「田嶋さんの考えはベリーベリー昭和の考え方で非常に理解できますけど、直感的に言いまして今は夫の方が奴隷だと思います」と真っ向否定。司会の辛坊治郎氏も「直感的にそれは正しい」と同意した。田嶋氏は男性陣の意見に「それは男の直感でしょ！」と口をとがらせた。