マヂラブ・野田クリスタル「『漫才じゃない漫才グランプリ』開きたい」

 昨年12月の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2020」で優勝したお笑いコンビ・マヂカルラブリーが17日、NSC(吉本総合芸能学院)の在校生にオンラインで特別講義を行った。

 東京、大阪、名古屋、沖縄の約280人と約40分間の質疑応答。独特なスタイルの漫才を貫いてこられた理由を問われると、村上(36)は「独特なネタをやろうと思ってできたわけでもないし、普通に作ってたらああなった。自分たちのやりたいのをやるだけでいい」と話し、野田クリスタル(34)は「そっちの方が楽だからやっているだけ。そんなことをやってたら『貫き通した』とか、みんなが勝手にいい方向に捉えるから。無理しない」と、アドバイスを送った。

 昨年の「M-1」のネタは、漫才のカテゴリーに入るのか、お笑いファンの間では論議の的になった。講義後、今年やりたいことを問われた野田は「『漫才じゃない漫才グランプリ』は開きたいですね。漫才だけど漫才じゃないっていうのがルール」と“漫才論争”に絡めてニヤリ。「漫才だと思って作ったから漫才。コントと思って作ったからコント。(境界線は)ないです」と、両者に明確な違いはないとした。

 M-1王者となった反響については、村上は「町を歩いていて、声をかけてくださるようになった。今までの動きをあらためなきゃいけないかなと思いますね」と認知度の上昇を実感。野田は「銭湯に入ったら、チャンピオンの“ポコチン”をガン見してくるおじさんがいて。そういうのも気をつけなきゃなと思いました」と打ち明け、笑わせた。

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