阪神淡路大震災で被災した水崎綾女 コロナ禍で命の大切さ実感
子どものころに阪神淡路大震災で被災した経験のある女優・水崎綾女が17日未明、自身のインスタグラムを更新し、自身の思いを伝えた。
水崎は、星空の写真とともに長文を掲載。「1月17日阪神淡路大震災から26年目を迎える今日。コロナ禍と言うこともあり、毎年迎える今日という日にみんなで集う事は出来ないけれど…今年はそれぞれの場所で、命の大切さ、尊さを改めて考える日になればいいな」と切り出した。
5歳の時に神戸で被災し、約1年間は避難所で暮らした。地震のことは「昨日のことのように、今でも鮮明に覚えて」いるという。「26年経ってもあの時の恐怖はずっとあの時のまま、心に残っています。」と振り返った。
コロナ禍の中で「私自身も心が不健康になり、良くない方に気持ちが傾いていた」ことも告白。だからこそ「去年の今日よりも、今年の今日という日は命の大切さを改めて実感しています。」と思いを新たにした。
震災後に神戸で歌い継がれている「しあわせ運べるように」の歌詞を掲載し、「亡くなった6434人の方々のご冥福をお祈りします。それと同時に、本日お誕生日の方々お誕生日おめでとうございます。産まれてきてくれてありがとう。あなたにとって、特別で素敵な日になりますように。」と命そのものへの感謝を伝えた。