上田まりえ「なな→きゅう」3月で終了 引退準備も翻意 リスナーと「どこかでまた」
フリータレントの上田まりえがパーソナリティを務めるラジオ番組、文化放送「なな→きゅう」(月~金曜、前7・00)が今年の3月で終了することが18日、同番組内で発表された。
番組の最後に、上田自身が「お伝えしなければいけないことがあります」と切り出し、「今年の3月をもって番組が終了することとなりました」と報告した。19年の4月から2年間の放送期間となった。
感極まった様子で大きく一息をついた上田は終了の経緯についても説明。番組終了は昨年11月12日の番組放送後に、「文化放送のえらい人から呼び出しを受け」伝えられたという。一時は、逆に番組の放送時間が3時間に伸びる、という計画もスタッフ間で浮上していたほどの、急な終了決定だったと明かした。
上田はスタッフ・出演者には、「私の力不足で本当に及ばず、申し訳ないなという気持ち」が浮かんだといい、金曜担当で産休中の鈴木あきえに対しては「番組をしっかり守りますと言っていたのに、こういう形になってしまって、本当にあきえさん、ごめんなさい」と語りかけた。
そして、リスナーには「『なな→きゅう』が終わる時は、自分の芸能活動も終える時だと思って、番組と向き合ってきました。今回、芸能活動もやめようと思って実は準備していたんですよ。就職活動もしていたんです」という覚悟も持っていたと打ち明けた。しかし、「出会ったリスナーさんと、どこかでまたご一緒できたらいいなと思ったから」という理由などから「芸能活動はひとまず継続することに決めました」と明かした。
その上で、残り2カ月半、少しでもリスナーが楽しめる番組づくりをしていくことを誓った。
「なな→きゅう」は、文化放送の同時間帯で放送されていた硬派なニュースや時事問題を中心とした番組から路線を転換。音楽や日常生活、身近な話題をメーンにした情報番組。上田は月から木曜を担当し、金曜は産休中の鈴木にかわって、昨年11月から高橋みなみがパーソナリティを務めていた。