小林綾子「おしん」で共演の大路さんを追悼「やさしいばんちゃん…」

 宝塚歌劇団で組長を歴任しNHK連続テレビ小説「おしん」(83~84年)の祖母役などで知られる女優の大路三千緒(おおじ・みちお、本名・神山美知子=かみやま・みちこ)さんが12日午後6時半、脳梗塞(こうそく)のため兵庫・伊丹市内で死去していたことが18日、分かった。100歳。大路さんと朝ドラ「おしん」で祖母と孫の役(幼少期)を演じた女優の小林綾子(48)が、デイリースポーツの取材に追悼のコメントを寄せた。

 小林は「ばんちゃん」と親愛を込めて大路さんに感謝を伝え、「いつも穏やかで、本当のおばあちゃんのように、あたたかく見守って下さるとても優しい方でいらっしゃいました」と回顧。大路さんが身投げするシーンでは、もみ合ううちに転倒し、大路さんが手首を骨折。その後も周囲には悟らせなかったという。

 後悔も残るという小林だが「女優としてのプロ意識、そして人としての優しさをとても感じました。おしんのドラマの中の優しいばんちゃんは、いつまでも変わらずみんなの心の中で生きています」と故人をしのんだ。

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