作家の乙武洋匡氏が１９日、ツイッターを更新。マスクから鼻を出して大学入学共通テストを受験し、試験監督からの注意に従わず成績無効となった４０代受験生が逮捕されたという記事に「学問に対する冒涜」と厳しい言葉をつぶやいた。

　乙武氏は、大学入学共通テストでマスクから鼻を出した状態で受験し、再三の試験監督からの注意に従わず、成績が無効になった４０代受験生が、警視庁に現行犯逮捕されたというニュースを添付。記事によると、受験生は受験会場のトイレに立てこもり、出てこなかったことから警察が出動し、建造物不退去の現行犯で逮捕されたという。

　乙武氏は「『大学で学問を学びたい』という動機ではなく、自身の主張を広く伝えたくてこのような行動に出たのだろうか」と、受験生の不可解な行動を推測。そして「だとすれば、学問に対する冒涜行為であり、真摯に試験に臨んだ他の受験生に失礼極まりない」との思いをつぶやいた。