高須院長が政府批判「感染症を拡散させる元凶は政治的妥協によるズルズル」
高須クリニックの高須克弥院長が18日夜、ツイッターに新規投稿。厚生労働省が同日、英国で報告された変異ウイルスに英国滞在歴のない3人が感染したと発表したことを受け、「感染症を拡散させる元凶は政治的妥協によるズルズル」と菅政権の対応を痛烈に批判した。
3人の感染者は、滞在歴がある人との接触も確認できておらず、厚労省は国内で市中感染が起きた可能性が高いとみている。
そのことを受け、高須氏は「わかりきっていたことです」と切り出し、「鎖国のチャンスを潰してザルで変異種新型コロナウイルスの侵入防御したふりをしていたのがいけなかったのだと思います」と指摘。「感染症を拡散させる元凶は政治的妥協によるズルズル」と怒りを示した。
変異ウイルスの国内流入について、高須氏は11日付投稿で「侵入してきたらお手上げになるからすぐに鎖国してくださいと去年から警鐘乱打。すでに侵入されて拡散中。無力感なう」と嘆き、8日付投稿では「何故完全鎖国しないんですか?いくら家の中で鎮火させようとしても隣家からの延焼を防がなければ無意味だと思います」と菅政権に疑問符を付け、「たぶんもう手遅れ」と憂いていた。