おぎやはぎ小木 麻生氏会見に「あのマウスシールドしてるのはそういうところなのかな」
フジテレビ系「バイキングMORE」が20日、麻生財務相が前日19日の記者会見で特別定額給付金の支給について否定したことを報道。スタジオではその話し方について意見が飛び交い、レギュラーコメンテーターのおぎやはぎ・小木博明は「あのマウスシールドしてるのは、そういうところなのかな」と率直に“本質”を語った。
番組では、前日の記者会見で麻生財務相が「前回のように一律10万円というようなことをやるつもりはありません」と答え、「減収世帯に絞った形にして給付するのは考えにくいですか?」という記者からの質問にも「考えにくいでしょうね」と回答した映像を放送。その後、一律に給付するのではなく、生活困窮者や営業時間の短縮を要請した飲食業に絞って支援をする方針を説明していたが、どうしてもその前の「ありません」「考えにくいでしょうね」と言い放つような物言いがクローズアップされた。
スタジオではレギュラーコメンテーターのカンニング竹山が「まあ麻生さん、昔からこういうキャラですからね」と理解も見せ、「でもこれ冷静に見ると、確かに一律で給付金でってなると、ちょっと内容は麻生さんの言ってるとおりのところが僕はあると思うんで、他のやり方が僕はいいと思います」と賛同。
MCの俳優・坂上忍も「僕も竹山くんと同じで、もう一度10万円はきついだろうなという気はするんですけど。ただ記者さんの向こう側には、国民の皆さんがいらっしゃるんだという感覚をもう一つ持っていただくとちょっと言い方も変わってくると思うんですけどね」と、話し方に注文をつけた。
考えを聞かれたおぎやはぎ・小木は「まあでも、どんな状況でもあのマウスシールドしてるのは、そういうところなのかな」。坂上が「あれ相当気に入ってるでしょ」と応じると「あれ相当でしょ。どんな時でもだから…あんなの、普通だったら、受験だったらまず追い出されますよ」とタイムリーに話した。
さらに坂上が「もはやマウスシールド意味があるのかっていうね」とたたみかけると、小木は「僕らも言いづらいところありますけどね、僕らも意味あるのかなと思いながらやってますけど。仕事中とかロケで。意味あって欲しいんですけど。マスクしないですからね、麻生さん絶対に。必ずあれじゃないですか、どこでも。それがちょっとなー」。マウスシールドがマスクに比べて飛沫が漏れやすいと指摘されている中でも愛用を続けている麻生財務相の姿に、状況が見えていない本質を指摘していた。