松井一郎大阪市長 高齢者施設職員に無料PCR検査 2週間に1回
大阪市の松井一郎市長が20日、MBSの情報番組「ミント!」に生出演。高齢者施設、障がい者施設の職員に対し、2週間に1回の無料のPCR検査を行うことを改めて発表した。症状のない希望者のみが対象。2月1日から実施し、3月末まで。
13日の大阪市の新型コロナウイルス対策本部会議で決まっていた。
松井市長は「高齢者施設で従事していただく方々に、できるだけ安心して働いていただく。これが100点満点の高齢者施設でのクラスター対策とは思ってませんけど。2週間に1回のPCR検査で、より無症状の陽性者の方を発見していく、そのことで施設でのクラスターを何とか抑えていきたい」と語った。
今回の無料PCR検査は、特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設、障がい者施設などで働く約2万人が対象。この日の番組では、大阪市では1月19日までに、高齢者施設43カ所、障がい者施設5カ所でクラスターが発生していることが説明された。